このページではnosekae.comがオススメする格安SIM(MVNO)の魅力をより知ってもらうための解説をしていきます。
国の方針によりモバイル通信業界が変わりつつある現在、スマホを使うにあたって非常に多くの選択肢の中から通信会社を選べるようになりました。
そんな多くの候補の中から今回はIIJmioをクローズアップして魅力や特徴、気を付けるべき点をまとめていきたいと思います。
これを読んでいる皆さまのスマホ選びの一助になれば幸いです。
もくじ
IIJmioとは?
◆ざっくり言うと……
・MVNOとしては最古クラスとなる2012年サービス開始の老舗。
・新しいサービスの展開が早いリーダーである。
・実店舗は出店せずネット展開の強みを生かしている。
IIJmioの取り扱い回線
docomo | ㅤauㅤ | softbank |
---|---|---|
○ | ○ | – |
IIJmioはdocomo回線のタイプDとau回線のタイプAの2種類を取り扱っています。
au回線側の動作検証済み機種がかなり少ないのが気になりますがau VoLTE対応の機種であれば理論上は通信可能なのでIIJmioを利用してみたい方は覚えておきましょう。
・MVNOとしては最古クラスとなる2012年サービス開始の老舗。
今でこそ格安SIMやMVNOは世間に認知されるようになりましたが、IIJmioはそのブームの数年前からすでにサービスを始めていた老舗中の老舗ブランドです。
サービス開始当時は通信速度も128kbpsと非常に遅くてLTEもありません。サブ端末を持つこと自体もマイナーな時代、それでも筆者は当時まだ珍しかったSIMフリーのiPhone4SにIIJmioを入れてサブ端末として使っていたときから「これからは低価格通信の時代が来る!」と確信していました。なぜならどうしてもプレイしたかったゲームがiOSでしか動かなかったからです。なので当時は「SoftbankのAndroid」と「IIJmioのiPhone」という2台持ちをしながらスマホライフを充実させていました。当時はまだIIJmioのSIMはデータ通信SIMのみだったのでメインに据えることは難しかったですからね。
それが今ではLTEサービスも開始され、音声通話付きSIMもたくさんのプランが登場し、立派にメインスマホとして通用するまでになったのですからこれは自分の予想していた以上のスピードでサービスが充実しているなぁと肌で感じています。それゆえにMVNO界では競争についていけずに残念ながら淘汰されてしまったブランドもあります。
しかしIIJmioは2018年現在もしっかりとサービスを継続しており、一般顧客向けの契約数では200万回線を突破。IIJという企業としても法人契約やほかのMVNOのOEMを請け負ったりしているので、まさにこれからもMVNO界を引っ張っていくリーダーとして存在感を増々発揮していくことは間違いありません。期待しましょう。
・新しいサービスの展開が早い業界のリーダーである。
IIJmioは今のMVNOサービスにつながる様々な仕組みをいち早く導入したということも注目に値します。
例えば4G/LTEの速度と3Gの速度を切り替えられる「高速通信ON/OFFスイッチ」。これは日常生活において少しでもデータ容量を節約したいというユーザーの意見をしっかりとくみ取ったからこそ実装できた仕組みです。もともとMVNOを契約しているユーザーは節約志向が強く、通信品質と料金のバランスを重視する傾向がありますので、切り替えスイッチの存在がIIJmioの満足度も上昇させることとなりました。
節約スイッチ以外にもIIJmioが業界に先駆けてリリースした機能は多いですし、今のMVNOの料金ベースを作ったのもIIJmioです。今後のMVNOの動向はIIJmio抜きにして語れませんね。
・実店舗は出店せずネット展開の強みを生かしている。
IIJmioは実店舗によるサポートや実機の展示は行っていません。一部の家電量販店やショッピングモールなどの店頭で「ウェルカムパック」と呼ばれるパッケージ商品の販売も行っていますがサポート窓口などの設置はありません。
徹底的にネットによる申し込み、販売管理、サポートを行うことで経費を削減し安定してMVNOの運営にあたる方針のため今後も出店の予定はないようです。
オンラインですべての手続きをやるというのは最初は確かに「大丈夫かな」と不安もありました。本人確認のためにスマホで免許証やパスポートを撮影してアップロードするのも人によっては抵抗があるかもしれません。でも誰とも顔を合わせずに手続きすることのスムーズさを一度覚えてしまうと店頭で待たされたりアレコレ接客を受けることが煩わしく感じられてきます。少なくとも筆者はそう感じています。(もちろんオンラインでの本人確認資料のアップロードは暗号化されて安全に行われるので心配無用ですよ!)
これからAIの発展などで手続きの合理化がどんどん進むことになります。無人のコンビニ、無人の改札、無人の役所なども当たり前な時代がすぐそこまでやってきてます。
無機質で温かみが無いとされる無人化・オンライン化ですが、コストや時間を抑えて効率よく社会を回していくにはこれ以上ない最高の選択だと思います。「MVNOの申し込み」はまさにそんな社会に移行していくための第一歩です。もはやいつまでも店員さんに1から10まで接客してもらう時代ではなくなりました。
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