このサイトについて

ごあいさつ

2017年末現在、格安SIMを利用する人の割合は、全通信ユーザーの15%程度と言われています。

しかしながら家電量販店にいる(もしくは過去にいた)店員で『実はMVNO・格安SIM使いなんです……』という人の割合は、私の周りの人間で調査したところこの公表されているデータよりもずっと多く、実に40%に届くかどうかという支持率を誇っていました。

なぜ世間一般の人と電気屋の店員でこんなに利用者の割合に差が出ているのでしょうか?

答えは簡単。我々家電量販店の関係者は格安SIM、MVNO各社の方がコスパが良いという事実を知っているからです。

家電量販店で働こうなんてヤツらは皆モノ好きである種の「オタク集団」である場合がほとんど。

だからこそ自分が肌身離さず持つスマホには世間一般の人以上に敏感で、利用方法、設定、機種選びに至るまでプライドを持っています。もちろんスマホ代にも。

そこでです。そんな「家電のプロ」を名乗る人たちはなぜ自分たちが使っているMVNOや格安SIMを積極的にお客さんに勧めないのでしょうか。節約して浮いたお金で自分の好きなことや趣味にたくさん投資できるというのに、どうして……?

この答えも簡単。自店舗での扱いがとても小さいことと、本部から「キャリアの契約を優先して獲得しろ!」と言われているからです。

商談レベルではキャリア側から家電量販店側に「この日までに●●回線分の契約をお宅のお店で獲得出来たら▲▲円の特別報酬を追加でお渡ししますよ~ヘッヘッヘ」という「インセンティブ報酬」を持ち掛けられ、本部から現場に「キャリアの顧客獲得が第一優先だ!締め日までに死ぬ気で契約件数を達成しろよ!」と強い指示が下されます。

一方の現場レベルではキャリアから大量の派遣バイトが送り込まれ、カネにモノを言わせた大々的なキャンペーンをエサに顧客を釣っています。(休日になるとキレイなねーちゃんが愛想ふりまいて風船くばったりしてますよね!アレです!)

つまり、顧客が本当に求めていることなんて現場のスタッフにとってみればどうでもいいこと。価格重視なのか、機能が高いほうがいいのか、使いやすいのがいいのか……、いやいや、最終的に「キャリアでiPhoneか何かを契約してくれればなんでもOK!」って思ってますよ。

「キャリアの契約を獲得する=お店に莫大な利益をもたらす」という前提が崩れない限り、そこにMVNOや格安SIMが割り込む余地などありません。あるはずないでしょう?件数の達成が先なんですから。

それでも最近やっと申し訳程度に格安SIMやMVNOを扱う風潮が出てきましたけど、それでも全然足りないです。

しかもWEB上で契約時に有利になる「条件」や「クーポン・エントリーパッケージ」が使えないことのなんと多いこと。キャリア第一主義が根強いことが容易にうかがえますね。

本当のことを言ってお得にスマホを使ってもらいたい。けど仕事ではキャリアの契約件数を稼ぐことを求められる……。そんなジレンマに日々悩まされていたんです。

*   *   *

このサイトはそんな家電量販店業界から足を洗った有志達による「元店員数名」によって運営されています。

立ち上げた理由は上で述べた事実を踏まえて、安いプランで十分な人に「安プランで十分なんだよ!」ってちゃんと言える場を作りたい……。素直にそう思ったからです。

キャリアに気を使わなくて良くなった、しがらみが無くなったからこそ提案できるMVNO・格安SIMの世界を、皆さまに少しでも知ってもらいたい。

その恩恵をおすそ分けしていきたい。

我々はこのサイトを、「元プロのオタクプライド」で今日も運営しています。

最後に、当サイトでは山元隼一氏のイラストを多数提供している「アイキャッチャー」の素材を利用させていただいております。この場を借りてお礼申し上げます。

出典:https://ai-catcher.com/

2017年2月 発足
2018年05月 更新

このサイトの登場人物

※すべて実在の人物がモデルです。

アサギ

アサギ

みなさんはじめまして!アサギです!

社会人2年目。

大手メーカーに入社するも現在は現場出向中につき休みが不定期になりがち。

学生時代の友達と連絡はとりつつも遊びに行けていない模様。

親は家電オンチでいまだにガラケーを使っている。

スマホは主に連絡と検索に使うくらいでゲームや動画視聴などにはほとんど使わない。

明るく単純な性格ゆえに深く考えることが苦手なところがある。

ムラカミ

ムラカミ

まだキャリアで消耗してるの?

社会人2年目。

アサギと同期入社だが本社勤務。アサギとは会議などでよく顔を合わせている。

学生時代に家電量販店でアルバイトをしていたほどの物好きで、業界やデジタル機器全般に詳しい。

単純で思慮が浅いアサギにあきれつつもアドバイスを送ってあげる優しい一面も。

トップへ戻る