【SIM解説】IIJmioってどんなSIM?

IIJmioのイイところ!

バースト転送で低速時でも最初は早い

IIJmioの特徴のひとつに「バースト転送」という機能があります。

これは「みおぽん」でクーポンスイッチをOFFにした低速時であっても、最初の75Kbは高速通信時と同じスピードで読み込みが可能になるという機能です。

読み込みの最初だけ速い、ということはつまりLINEやTwitterのような文字中心のSNSであれば表示させるだけなら低速でも十分使えちゃうんです。

例えば高速通信分を使い切ってしまい、月末は低速モード(200kbps)に制限されてしまったとしても、テキスト中心の通信であれば使い勝手自体はそれほど下がらないと言えます。

低速時も一定の通信品質が担保されているIIJmioはとても安心ですね。

ファミリーシェアプランを駆使すれば家族全員お得

スマホを酷使している方がいる一方で、普段ほとんどスマホを使わない方だっているはず。

とりあえずの連絡手段として、また調べ物をする時にちょこっと使うだけという方の場合は基本料金を最安レベルまで抑えられるIIJmioのファミリーシェアプランを利用してみましょう。

ファミリーシェアプランは毎月10GB分のデータ容量を3枚のSIMカードでシェアできる基本料金プランの一つです。

例えば父・母・子という3人家族の構成であれば、追加でSIMを発行するまでもなく、このファミリーシェアプランだけでスマホ3台を使うことができます。

このプランのいいところは基本料金は契約者の1台分しかかからないというところ。

つまり残りの2台は通話をするなら1台につき+700円だけ支払えばSIMが発行できるんです。

もし奥さんとのやり取りはすべてLINEで済ませるから奥さんのスマホは通話すら不必要という場合は、思い切ってデータ通信専用SIMにすれば追加費用ナシでSIMを発行することも可能。(電話番号がないのはちょっとリスキーな気もしますがね)

これなら遠くに離れて住む実家の両親用のスマホ代も安く維持できます。例えばミニマムスタートプランのデータ容量3GB分ですら到底使いきれないのが分かり切っている場合は、最初からファミリーシェアプランの追加SIMとして契約してしまったほうが圧倒的に安くなります。

スマホの維持費を家族や親族含めて徹底的に見直したいという場合は、最大10枚までSIMが発行出来て、同じデータ容量を共有できるファミリーシェアプランはかなり魅力的な選択肢ですよ。

長く使うとオプションサービスが1つ無料で使える

いまや長期利用の特典はキャリアだけのものではありません。MVNOも長期契約を獲得するためにいろいろな特典を用意して顧客の囲い込みを行っています。

IIJmioの場合は「長得(チョートク)」と題して4種類のモバイルオプションのいずれか1つを月額料金無料で使えるようになるのと、1GB分の高速データ通信クーポンを年に3回、任意のタイミングで発行できるという特典を用意しています。

※データ通信クーポン配布の特典は2018年1月の段階で準備中となっており、まだ特典を受けることはできません。

モバイルオプションは以下の4種類から選択することができます。

IIJmio WiFi by エコネクト

⇒国内75,000ヵ所以上のWi-Fiスポットが利用可能

マカフィーモバイルセキュリティ

⇒スマホ向け総合セキュリティ・ウィルス対策アプリ

i-フィルター for マルチデバイス

インターネットに潜む危険からお子様を守る

トビラフォン for Android

電話を取る前に迷惑電話をお知らせ

IIJmio Wi-Fiはmobilepointが使えるので、マクドナルドをよく利用するユーザーならWi-Fi接続を利用することでデータ通信を快適に利用できます。

他の3種類はスマホのトラブルに備えるサービスになりますので、不安な方はマカフィーを入れておくと安心です。

モバイルオプションは別になくても困らないのですが、あれば便利な機能ばかりなので長く使うだけで無料で使えるようになるのはうれしいですね。

アサギ
それほどスマホを使わないひとがいるならファミリーシェアプランは一考する価値がありそうだね!

IIJmioの気を付けたいところ

優等生ゆえにトガった特徴がない

MVNOのリーダーとして価格面と品質面で非常に安定しているIIJmio。

安くスマホを使うという意味では特に不満こそないものの「通信速度が速い」「特定のサービスに強い」という目立った特徴がないのも事実。

したがって数あるMVNOブランドの中でも目立ちにくくなっており、せっかくの業界第一人者としての立場をうまく利用できていないように感じられます。

派手なパフォーマンスは自分の首を絞めるだけだが、もう少し他社にはないIIJmioだけの魅力ポイントがあると契約しやすいと思うのだが……。

端末セットにiPhoneがない

IIJmioの端末セットのラインナップはすべてAndroidスマホとなっています。

したがってiPhoneでIIJmioを利用したい場合、IIJmioのSIMが利用できるiPhoneの調達と、自身でSIMの抜き差しや設定をする必要があります。

決して難しい作業ではありませんが、初めてSIMの差し替えをするときは戸惑うかもしれません。まずは落ち着いて申し込んだ際に送られてくる設定のやり方の図解を見ながら設定を進めてください。案外あっさり設定完了できます。

アサギ
キャリアのiPhoneからIIJmioに乗り換える時は「SIMロック解除」をしておこう!iPhone6s以降なら契約しているキャリアの窓口で手続きできるよ!

【まとめ】結局IIJmioはどうなの?

IIJmioはモバイル通信の安定性、プランの汎用性は業界でも高い評価があります。

これは筆者個人の感想でもありますが、キャリアから乗り換えてもほぼ違和感なく日々のスマホを使えています。日中や夜間の通信速度が遅いという結果が比較雑誌や比較サイトで見られますが、普通の使い方で大きな問題やストレスを感じるようなものではありません。

単純にキャリアからの乗り換えでも毎月の通信費は十分抑えられるようになりますし、家族全体の通信状況を見直してみるとファミリーシェアプランで十分事足りるというケースも多いです。

通信費の見直しは後回しにすればするだけ面倒くさくなりますし、受けられる金銭的なメリットが減少していきます。早めに決断することをオススメします。

◆ 申し込みはこちらから ◆

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