2015年9月に発売されたiPhone6s。
キャリアから発売されたiPhoneとしては初めてSIMロック解除に対応。iPhoneSEと同様のA9チップ搭載でメモリも2GBに強化され、パフォーマンスはiPhone6よりも格段に向上してました。
見た目は前モデルのiPhone6とほとんど変わっていませんが、中身はかなりパワーアップされています。特にメモリが強化されたことでアプリが落ちたりフリーズする回数も激減しました。
2018年9月現在では3世代前のiPhoneということで買い替えをし始めるユーザーも増えてきています。それに伴い中古市場にはかなり多くのiPhone6sが大量に放出されてきています。
市場に出回る数が増えればそれだけ価格は下がっていきますから、まさに今がお下がりiPhoneを購入するチャンスということなのです。
モノにもよりますがちゃんと使える個体でも1万円台前半で手に入るお手軽機種になりました。
お子さんの初めてのスマホやサブでもう1台持ちたい方の選択肢に十分入るレベルですね!
2015年製とはいえ、まだまだ現役のiPhoneがそんなに安く使えるっていうのはスゴイことだね!
iPhoneは毎年新作が出るけど、新作が出たから前の機種がダメになるというわけではないからな。
2~3年くらい前のiPhoneなら性能的にも何ら不自由しないね。むしろスマホ全体で見ればかなり高性能だろうよ。
iPhone6sの入手方法
キャリアで契約していたものを使う
自分でdocomo、au、Softbankで契約してiPhone6sをすでに持っている方はそのまま使い続けることができます。
キャリアと契約中の方は途中で解約するとなれば違約金もかかりますし、本体代金を分割で支払っている場合は当然残りの代金を負担することになります。
2年縛りで契約している方の場合は残りの契約で負担することになる通信費と違約金、スマホ本体代を確認したうえで、どのタイミングでMVNOに乗り換えればトータルで安くなるのかを判断する必要があります。
「判断するのが難しい!」という方に便利なのがmineoの乗換タイミング診断です
【公式ページ】mineo
公式ページのトップから【乗換タイミング診断】をタップして自分の毎月のスマホ代と乗り換えたいプランの情報を入力するだけでオトクになるタイミングを自動で計算して表示してくれます。
キャリアから乗り換えたい方はぜひ使っておきたいツールですね。
au・Softbankユーザーはネット上でSIMロック解除の手続きができるよ。
契約期間中にやっておけば端末の価値もあがるし、ネット上なら無料だよ。
簡単な手続きだから解約前にひと手間かけてやっておこう!
SIMロック解除のくわしいやり方はスマホの買取大手「イオシス」の解説ページが図解付きでわかりやすいのでぜひ参考にしてみてください。
SIMロック解除でさらに高価買取 -【イオシス買取】
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メーカー公式から購入する
2018年9月現在、iPhone6sは残念ながらアップル公式サイトではすでに購入することができなくなっております。
さすがに発売から3年経過しているのでアップル側としても新しいiPhoneを使ってもらいたいのでしょうね。
どうしても新品を購入したい方はiPhone6sを取り扱っているブランド(Ymobileなど)で本体ごと申し込むかスマホショップやフリマなどで探すことになりますが、そこまでして入手する必要はないでしょう。
iPhone6sはすでにキャリアから購入したものが手元に残っている方や、中古で入手して利用する方がチョイスする機種となっているので、新品を狙うならiPhone7以降の新しい機種にすることをオススメします。
iPhone6sはすでに新品を狙うような機種じゃないね。
中古で入手してこそコストパフォーマンスで輝けるのさ。
中古を買う
さてiPhone6sの中古ですが、今では非常に多くのショップで購入することが可能になっております。
日本国内で初のSIMロック解除が可能なiPhoneということもあって、そこそこSIMフリーのiPhone6sも出回っていますが、SIMフリーの機種は人気が高いため価格も少し高めに設定されています。
もちろんSIMフリーを狙ってもいいのですが、MVNOで運用するだけならSIMロックがかかっていても特に問題ありません。
auならmineo、SoftbankならmineoやLINEモバイルでそのまま使うことができますので、本体の価格を抑えたい方はあえてSIMロック解除されていないキャリアから発売されたままのiPhone6sを狙ってみるのもいいでしょう。
ショップのiPhone6sは買い取りされたものを簡単にクリーニングして再販売されていますが、フリマやオークションでやり取りされるものの中にはバッテリーを新品のものと交換して出品している場合もありますので、充電の持ちが心配な方はバッテリー交換済みの個体を狙ってみるとよいでしょう。
フリマやオークションにもメリットがあるんだね!
「バッテリー交換済」という付加価値は、出回る数が多いiPhone6s市場の中で注目されやすい要素だ。
特に2018年12月までiPhone6以降の機種に関しては要チェック。
なぜならアップルストアで3,200円(税別)という割引価格でバッテリー交換を受け付けてくれているからね。(iPhoneパフォーマンス操作問題を指摘されての対応策として)
比較的手軽な料金でバッテリーを新品にしてから売りに出そうというユーザーもそれなりにいるんじゃないかな?
スマホを中古で購入する際に気を付けたいのが「ネットワーク利用制限」についてです。
このネットワーク利用制限とは何なのか。
簡単に言うと、前の所有者がきちんとiPhoneの本体代金を完済しないまま買い取りに出していた場合、今後モバイル通信機能が凍結されてしまう可能性があるということです。
「さすがにそれは困る!」と思うでしょうが、そうならないように見分けることが大切です。
中古店の店頭なら「ネットワーク利用制限」の欄に【○】か【▲】が表示されているはずです。
○になっているものを買えば端末代金が完済されているものなので100%心配ありません。
▲になっているものは前の所有者次第です。完済してくれる人がほとんどですが世の中クズみたいなヤツもいるので払わずに放置する場合があります。
そうなるとネットワーク利用制限が【×】になってしまい、モバイル通信不可になります。つまりスマホとして使えなくなってしまいます。
こうなってしまうと解除できませんので、トラブルを避ける意味でも▲になっている機種は極力選ばないようにしましょう。
ネットで売られている機種を品定めする場合は必ずIMEI(スマホに割り振られている固有識別番号)を確認して、キャリアのIMEI確認ページから現在のネットワーク利用制限の状況を事前に確認しておきましょう。
iPhone6sで使えるSIMを契約しよう
iPhone6sを入手した後はSIMカードを選びましょう。
(すでにSIMフリーのiPhone6sを入手できている場合はお好きなSIMカードを選んでご利用ください。したがって本項目の内容はスキップしていただいてOKです。)
ここから先は入手したiPhone6sのキャリアによって選ぶべき道がわかれていきます。
docomo版の場合
docomo版のiPhoneの場合、その他のdocomoスマホと同様にdocomo通信網を利用したMVNOを使うことでSIMロック解除をすることなく乗り換え可能です。
docomo系のMVNOは非常に多くのブランドから選ぶことができますのでお好みのプランから選んで乗り換えてください。
中古の場合もSIMロック解除をすることなく乗り換え可能です。
公式リンク | コメント | |
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DMMmobile | DMMモバイル | 他社より1円でも料金を安くしたいならココ。 |
BIGLOBEモバイル | BIGLOBEモバイル | 外でもyoutube見てる人はココのエンタメフリープランがおすすめ。 |
LINEモバイル | LINEモバイル | LINEやSNSユーザーはお得に使える仕組みが満載。 |
au版の場合
iPhone6sは2017年8月以前に発売された機種なので、総務省の「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」の要件を満たしてない端末になります。
つまりiPhone8のような「同じau回線を利用しているMVNOにはSIMロック解除しなくても乗り換えOK」というルールは適用されていません。
でも慌てることなかれ。そんなau版iPhone6sでも使えるSIMが各社から提供されております。
現状au版のiPhone6sでそのまま使えるSIMは
- mineo(Aプラン)【nano】
のみとなっています。
なぜmineoはSIMロック解除をしていないiPhoneでも使えるのか?
その理由は【auVoLTE SIM】以外に、通話に3G回線を利用する【nanoSIM】も提供しているからです。(データ通信はもちろん4G LTEで通信できますよ!)
iPhone7までのシリーズは3G回線による通話に対応していますので、ギリギリnanoSIMでも大丈夫になっています。もちろんiPhone6sも大丈夫です。(iPhone8以降は通話はVoLTE SIMしか対応できなくなりました)
mineoのnanoSIMであればmineoの作成した構成プロファイルのインストールさえ行えば普通にiPhone6sで通話もデータ通信も利用できますので、SIMロック解除の有無は気にせずに乗り換え可能になります。
ちなみに、mineo以外のau系SIM
- UQモバイル
- IIJmioタイプA
- BIGLOBEモバイルタイプA
はいずれも【auVoLTE SIMのみ】の提供となっているので、iPhone6sで使う場合はSIMロック解除をしなければ通信の設定ができません。SIMロック解除のされていないau版iPhone6sを利用する際はmineoのnanoSIMを使うようにしてください。
データ3GB+通話プラン | |
---|---|
UQモバイル | 1,680円~ |
mineo(Aプラン) | 1,510円~ |
IIJmio(タイプA) | 1,600円~ |
BIGLOBEモバイル(タイプA) | 1,600円~ |
代表的な4社で比較してみると、データ3GB/月+通話プランでおおよそ1,600円前後となっています。
UQモバイルが最も月額料金が高い(といっても最安のmineoと170円/月の差)のですが、そのかわりにデータ通信速度が非常に速いので、日中や夕方にデータ通信の速度を落としたくないという方はSIMロックを解除したうえで(もしくはSIMフリーになっているiPhoneを入手したうえで)UQモバイルに乗り換えることをオススメします。
公式リンク | コメント | |
UQモバイル | UQモバイル | 業界最速のデータ通信で使いやすさ抜群。通信速度重視ならUQ以外ありえない。 |
mineo(Aプラン) | mineo | iPhone5以降の全機種で動作確認済み。安心感◎ |
IIJmio | IIJmio | タイプAとタイプDでデータ容量のシェア可能。 |
BIGLOBEモバイル(タイプA) | BIGLOBEモバイル | 6GBプラン以上で公衆Wi-Fi(BIGLOBE Wi-Fi)が無料で使える。 |
Softbank版の場合
Softbank版のiPhoneも基本的な事情はau版と同じです。
Softbank系のSIMを提供しているブランド自体は10社以上あるのですが、SIMロック解除しなくても乗り換え可能なのはmineo(Sプラン)、LINEモバイル(ソフトバンク回線)、b-mobile sの3社です。
この3社の中ではLINEモバイルが最も安く使うことができます。
データ3GB+通話プラン | |
---|---|
mineo | 1,950円~ |
b-mobile s | 1,990円~ |
LINEモバイル | 1,690円~ |
公式リンク | コメント | |
LINEモバイル(Softbank回線タイプ) | LINEモバイル | Softbank版のiPhoneもdocomo版と同じ料金で利用可能。 |
mineo(Sプラン) | mineo | 2018年9月4日よりSoftbank回線SIMも受け付け開始。 |
b-mobile s | b-mobile s | 従量課金制SIM。最安料金は安いが普通にスマホを使う方にとってはコスパ的に微妙かも。 |
au版の説明と重複しますが、Softbank版のiPhone6sをdocomo系MVNOやau系MVNOで使いたい場合はSIMロック解除をする(SIMフリーのiPhoneを入手する)必要がありますので、わざわざ手間をかけるよりも素直にSoftbank系のMVNOを利用することをおススメします。
【まとめ】iPhone6sはSIMフリーじゃなくてもMVNOで十分使えます
iPhone6sはすでに過去のスマホだと思っている方もいらっしゃるでしょうが、その性能や使いやすさを考慮すればまだまだ当分の間は第一線を張れる実力を持っています。
防水や防塵には非対応となっており、使えるシチュエーションは残念ながらiPhone7以降の新しいiPhoneにはかないません。
しかし携帯電話としての機能やゲームをプレイする端末として、また写真の撮影や動画の再生能力も非常に高く、このレベルの端末が格安で入手できるこの状況はかなり恵まれていると思います。
冒頭でも申し上げた通り
- これからスマホライフを始めるお子さん向けに
- スマホにのりかえたいガラケーの方
- スマホ使ってみたいけどらくらくスマホはなんかダサくて嫌だ
という方には「安くて高性能」というiPhone6sはピッタリの選択肢です。
そこにMVNOを選んであげることで毎月の維持費も2,000円前後で収まるようにできますし、「スマホは高い」というイメージも変わっていくことでしょう。
事務手数料なんかも入れて「本体代+初期費用で30,000円以内!毎月の利用料金2,000円以内!」という予算で十分iPhoneユーザーになれます。いや、ほんとに幸せな時代になりましたね~。