もくじ
LINEモバイルのイイところ!
各種カウントフリープランが充実
データ通信容量を減らさずに特定のサービスが実質使い放題になることを「カウントフリー」と言います。このカウントフリープランを3種類用意しているということがLINEモバイルの最も大きな特徴です。
その3種類とは以下のとおり。
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC+プラン
1のLINEフリープランはその名の通り、LINEのやりとりと通話によるデータ消費がなくなるプランです。このプランは基本のデータ量1GBが設定されていて、1GBを使い切った時点で低速になるので、引き続き高速で使いたい場合は500円でデータ容量1GB分を追加購入する仕組みになっています。
このプランのうまみを味わうなら月のデータ通信が1GB未満のライトユーザーに絞られてきます。なぜなら追加のデータ容量が1GB500円というのは割高ですし、購入する手間もかかります。単純にデータ通信の頻度が低いシニア世代か、割り切った使い方をしたい方向けです。
したがって2のコミュニケーションフリープランがLINEモバイルの中心的なプランとなるでしょう。このプランはLINE以外にTwitter、faceBook、Instagramという主要なSNSアプリの利用分もカウントフリーとなります。
SNSは外出先でも使う機会が多く、暇つぶしに眺めるという方も多いでしょう。今となってはタイムラインに画像や動画が流れてくるなんてことはよくありますし、長時間SNSをしていて気づけば数百MBのデータ通信をしていて通信制限に近づいてしまったということもよくある話です。まさにSNS中心の生活を送っている現代人にとって通信制限やデータ容量を気にすることなくストレスフリーで使えるプランとなっています。
3.のMUSIC+プランはLINEの提供している月額制の音楽聞き放題プラン「LINE MUSIC」のデータ消費もカウントフリーとなるプランです。
ここで気を付けなければならないのは、LINE MUSICの利用料金が無料になるわけではないということ。あくまでLINE MUSICを使うときにかかるデータ消費がフリーになるというだけなのでLINE MUSICを使っていない、今後も使う予定がないという場合は選ぶ意味がないのでご注意を。
とはいえ、LINEモバイルとLINE MUSICを同時に申し込むとはじめの2か月間は無料、その後4か月間は月額500円で利用できるという特典もあるので、これを機に定額制の音楽聞き放題サービスに申し込みたいと考えている場合は検討する価値はあります。
LINE Payと組み合わせるとクレカ不要で契約可能
LINEモバイルの契約にはクレジットカードが必須となっています。すでにクレジットカードを所有している方なら何も問題ありませんが、カードを持っていない方や諸般の事情でカードを作ることができない方は契約不能となってしまいます。
普通のMVNOならここで詰んでしまうのですが、あきらめるのはまだ早い!
実はLINEには「LINE Pay」という支払いサービスを展開しています。ここでの詳しい説明はやめておきますが、いわゆるSuicaや楽天Edyのような「チャージして繰り返し使うプリペイド式の電子マネー」に近い使い勝手をもつ決済手段です。
LINE Pay自体に対応しているお店は有名どころだとローソンくらいしかありません。かなり少ないのでそのままではなかなか活用できないのですが、そこで重要になってくるのが「LINE Payカード」というカードです。
無料でもし込めるこのカード。一見するとJCBのロゴがついたクレジットカードに見えます。表面にしっかりとカード番号も記載されていますし、裏側もクレジットカードと同じデザインになっています。しかしこれはLINE Payの口座残高と紐づいているだけの「クレジットカードっぽいプリペイドカード」なのです。あくまでLINE Payはプリペイドマネー。つまりLINE Payカードはクレジットカードではありません。
でもJCBのクレジットカードが使えるいろいろなお店やネットショップなどで使えます。これが意味するものとは・・・?
そう、つまりLINE Payカードはプリペイド式なのでクレジットカードのような面倒くさい審査や手続きなしで使えるカードなのです。
持とうと思えば未成年でも持てますし、審査で落ちるということはありません。申し込めば誰でも持てます。
LINE Payに入金する際は銀行のATMやローソンのレジでOK。現金でも銀行口座の残高からでもチャージできます。そしてこのLINE Payカードの番号をLINEモバイルの支払いカードとして登録しておけば、(厳密にはクレジットカードじゃなくても)クレジットカードとして利用料金の支払いに使えるようになる!ここがミソ!
ちなみによその一般的な月額サービスなどではLINE Payが使えないこともあります。(そもそもプリペイド式のクレジットカードが登録できないから)
なのでこの方法はLINEモバイルならではということになります。
LINE Pay自体も100円の利用ごとに2ポイントという高率還元カードになっていますので日々のお買い物にそのまま使ってもかなりオイシイカードになっています。貯まったポイントはそのままLINE Pay残高に戻せるので現金で払うよりも単純に節約になるという意味でも使いやすいカードですね。
LINEモバイルの契約に悩んでいる方はLINE Payを使った方法もぜひ試してみてくださいね。
LINEモバイルの気を付けたいところ
追加パケットの単位が大きめ
MVNOにおいて高速データ容量を使い切った際に、別途購入することでデータ容量を追加することができますが、LINEモバイルはその購入単位が他のMVNOよりもざっくりとしています。
具体的には0.5GB/1GB/3GBの3種類からえらぶことになります。
単価は100MBあたり100円なので標準的ですが、IIJmioやmineoのように100MB単位で追加購入することができないのでご注意ください。
店頭での申し込みはオススメできない
LINEモバイルは大都市にある家電量販店などの店頭でも申し込み可能です。しかし事務作業そのものはパソコンやスマホでやるのと何ら変わりません。
むしろ他のMVNOスタッフの勧誘にあったり、悠長な説明を長々と受けたりするので気疲れしますし、スタッフの知識不足でトラブルになるケースも少なくありません。店頭での契約行為自体、いろんな理由をつけてかなり待たされますからね。ハッキリ言って時間を無駄にするだけです。
それも仕方ありません。家電量販店にいるスタッフはほとんど派遣社員やバイトスタッフです。最低限の知識は研修で教え込まれますが、それ以上のサービスは期待はできません。
申し込みたいプランが固まっているのなら自分の好きな時間を使ってネットで申し込みをしたほうが遥かに効率的です。もともとMVNOはそうしたユーザーをターゲットに据えていますからね。
【まとめ】結局LINEモバイルはどうなの?
LINEモバイルにはSNSの利用者を優遇するカウントフリープランが豊富です。そのためSNSを活用している若い世代はもちろん、その親の世代にスマホを持たせてLINEで連絡をとりたいと考えている場合にも使いやすいMVNOだと言えます。
またLINE Pay(LINE Payカード)と組み合わせればクレジットカードの問題も解消できますし、LINEポイントも効率よく貯まっていきますので、自分の生活をトータルで見直すきっかけにすることもできます。
2018年2月にソフトバンクとの提携も発表されましたが、当面はdocomo回線での運用なので電波感度への影響はありません。もし今後ソフトバンク回線に切り替わった場合、混雑しがちなdocomo回線よりも通信速度の向上が見込めますのでユーザーにとって不利益になることは考えにくいです。
いずれにせよ、LINE・Twitter・Instagramを頻繁に使っているユーザーならデータ消費のストレスから解放されるチャンスですので、LINEモバイルをぜひ検討してみましょう。
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