今回はSoftbankのDIGNO® F(503KC)がMVNOで使えるのかどうかをチェックしてみよう!
2016年06月24日発売のモデルです。
京セラのお家芸である防水・防塵・耐衝撃が魅力のタフなモデルだ。
お風呂とか土いじりをよくするなど、水や汚れがついても操作可能なのはうれしい限り。
スマホとしての性能はどんな感じなのかな?
正直に言うと抑えめになっているな。
Snapdragon410のクアッドコアCPUにメモリは2GB、保存領域に至っては8GBとかなり少なめである。カメラも800万画素なので今の機種と比べたらどうしても見劣りしてしまう。
なにしろ保存領域が少なすぎるから、アプリをモリモリ入れたり写真や動画を持ち歩きたい人はmicroSD必須だな。
つまりスマホの性能うんぬんよりも、いろんな場所でスマホを使いたい人向けということになりそう?
そうだね。
それこそお風呂で動画を見たいだとか、庭いじりのときにガーデニングのサイトをみたいだとか、雨の日の自転車用GPSナビとして使いたいとか、タフネスさを評価する使い方のほうがよさそう。
普段使いで困るようなことは出てきそう?
自分で動作が遅くてガマンデキナイって思ったら素直に買い替えるべき。
ただ防水や防塵がついている機種は海外製スマホだと思ったより少ないから、格安SIMで端末をチョイスする際は気を付けたほうがいいね。
確かに格安SIMやMVNOのセットで売られている端末ってタフネスモデルがほとんどないからね!
そこなんだよね。
性能にあんまり不満がないひとなら、DIGNOという防御性能の高い端末を活かす方向で考えてもいいんじゃないかな?
結論としては「性能に不満がなければ使い続けよう!」ってことだね。
あくまでも無理のない範囲でね。
自分のやりたいことにスペックが見合わないなと感じたら素直に機種変更を視野に入れて検討しよう。
DIGNO® F(503KC)はMVNOで使える?
【マークの意味】○⇒利用できます ×⇒利用できません
ブランド | データ通信 | 通話 | SMS | テザリング | 公式サイト | |
---|---|---|---|---|---|---|
IIJmio | × | × | × | × |
|
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mineo | ○ | ○ | ○ | × |
|
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UQmobile | ○ | ○ | ○ | ○ |
|
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LINEモバイル | × | × | × | × |
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503KCの対応バンド
先頭に▲がついているのはdocomo系SIMの対応バンドです。
赤字はUQモバイル(au系)の提供バンドです。
▲バンド1(2.0GHz) | ○ |
▲バンド3(1.7GHz) | ○ |
バンド8(900MHz) | ○ |
バンド11(1.5GHz) | |
バンド18/26(800MHz) | |
▲バンド19(800MHz) | |
▲バンド21(1.5GHz) | |
▲バンド28(700MHz) | |
▲バンド42(3.5GHz) |
維持費だけを考えるならSIMロック解除してUQモバイルに移ったほうが安く保てる。
おしゃべりプランなら5分以内は通話し放題だし、ちょっとした要件なら電話代もかからん。
電波状況が気になるなら新しくmineoが取り扱うことになったSoftbank版のSIMもあるから、安定した通信を重視するならmineoになるかな。
ちょっと待って、ソフトバンクの機種ってSoftbank回線だけしか使えないんじゃないの?
もちろんSIMロックされている状態だとそうなんだけど、Softbankのスマホはグローバル仕様のものが多いので、対応するバンドも幅広いという特徴がある。
UQモバイルはauの通信網だけど、その電波がしっかり掴める機種なら元はSoftbankの機種でも安心してau回線を使うことができるぞ。
なるほど、回線元が変更になるからSIMロック解除が必須になるんだね?
そう、大前提としてSIMロック解除をしてないと、SIMの通信設定を変更できないから要注意!
幸いにも手続きはそんなに煩雑じゃないしwebからでもできるから、今使っている方は解約する前にサクっとSIMロック解除をして乗り換えの準備をしておこう。
もし端末を売却するときになっても、SIMロック解除をしておくことで高値がつくこともあるからね!