docomoの新料金予告!……しかしこれってMVNOのプランの後追いでは?

docomoが2019年の4月以降に新たな料金プランを実施することを予告しました。

注目すべき内容は主に2点となっており

  1. 端末購入代金の補助を廃止し、通信費用のみのプランを実施すること。
  2. 通信費を20%~40%程度値下げすること。

を明らかにしています。

通信料金の値下げは以前から政府に口酸っぱく言われてきたことなので順当かと思いますが、問題は「端末購入代金の補助を廃止する」という部分です。

これはキャリアが以前から行ってきた「2年縛り」を見直すということを意味しています。なぜなら、2年縛りの内容が「最低2年間は自社のSIMを利用してもらえれば、月々の料金から端末購入費用を2年間にわたって割り引きますよ」という仕組みになっているからです。

縛りが無くなってユーザーが自由にSIMを選択できるようになる一方で端末購入代金の割引システムもなくなりますので、スマホ本体をこれまでよりも高い価格で購入することになります。

通信価格は安くなる一方でスマホ本体の割引は消滅するので、ユーザーは総額でどのくらいになるのかを見極める必要があります。

アサギ

2年縛りが無くなるのはいいことなのかもしれないけど、自分でスマホ本体を用意しなければならないのは面倒な気がしない?

ムラカミ

これまで通りスマホ本体とセットでの販売はもちろん継続されていくから、心配することは一切ないよ。

2年縛りがなくなったことでキャリアお得意の複雑な割引システムがなくなって少しはスッキリわかりやすい価格表示になるんじゃないかな。

アサギ

これまでは通信料金はちょっと高くても2年縛りさえ受け入れていればスマホ本体は割引価格で持つことができていたんだね。

それがなくなることでどんな風にサービスが変化するのかは今後注目していかないとね!

新プランはMVNOの形態に近いものがある

MVNOにもキャリアと同様に端末セットが用意されています。

これはどちらかというとスマホのスペックやブランドにこだわりのない人や設定に自信のない人が選ぶたぐいのものになります。

MVNOや格安SIMの魅力はなんといっても「SIMカードのみを安価に、そして気軽に購入できる」という点にあります。使いなれたスマホをMVNOになっても引き続き使えるという安心感、新品・オークション・中古などあらゆる方法で自分で好きな端末を選び、SIMを入れて使える気軽さ。これはMVNOならではのメリットに違いありません。

一方でキャリアにはキャリアで「全部お店に任せられる」というサービス品質の高さと、通話における料金の優位性(同一キャリア間や家族間の通話は無料になるなど)などがありますので一概に否定するわけにもいきません。それが当たり前だと思っているユーザーがいればそちらを選択するでしょうし、無理に変えさせる必要はありませんからね。

しかし、docomoが今回発表したプランでは端末購入代金の割引補助を見直して、その代わりに通信代金を安くするということなので、完全にMVNOに寄せてきた感があります。

docomoのプラン見直しが開始されることにより、スマホ端末のみを求める消費者も漸増していくことが予想されます。中古スマホの市場は今以上に拡大していくでしょうし、もしかしたら初期設定のみを行う専門店などが台頭していく可能性もあります。(家電量販店などではすでにそうしたサービスはありますけどね。)

docomoの料金プラン見直しを皮切りに、諸外国と同じように適正な価格でキャリアに縛られない自由なスマホ選びができるようになっていけばいいですけどね。

アサギ

回線の品質としては当然キャリアのほうがイイんだから、価格と品質のバランスを求める人ならdocomoを選ぶこともありそう!

ムラカミ

MVNOと同じ感覚でキャリア回線が使えるようになれば、MVNOと比較して多少価格が高くてもキャリアに戻る人も出てくる可能性はあるよな。

docomo(キャリア)の価格見直しでMVNOや格安SIMの立場はどうなる?

キャリアの価格見直しがMVNOに与える影響はそれなりに大きいと思われます。

なにせMVNOの優位性は1にも2にも価格なわけですから、その価格面で差を詰められてしまうとキビシイと言わざるを得ないでしょうね。

将来的にはキャリア陣営は5Gによる高速通信をウリにしてくるはずですので、MVNOへの4G回線使用料が改定されてもっとお得な料金でMVNOが利用できるようになればいいのですが、それもまだわかりません。

そして料金が安くなっても回線品質というサービス面で差をつけられてしまうかもしれません。5Gによる高速通信が前提のアプリや通信サービスが登場して、MVNOでは4G通信しか使えない形になった場合、いくらMVNOの価格が安くてもスマホの使い勝手に影響が出る可能性さえあります。

ここで述べていることは勝手な想像にすぎませんが、キャリア側がどのようにMVNOと差別化を図ってくるかは注目しないといけませんね。

とはいえ、すぐにMVNOや格安SIMが無くなることは考えられません。すでにスマホユーザーの10%以上はMVNOをメインに使っている現状もありますし、モバイル通信業界の適正価格維持のためには競争が必要不可欠です。現時点でも国が本気で寡占状態・高止まりしている通信価格をなんとかしようとしている状態なので、MVNOが潰されてしまうことはありません。ご安心ください。

アサギ

価格面でキャリアに迫られると、なんだかんだいってもMVNOは苦しいんじゃないの?

ムラカミ

国の思惑としては寡占市場だったモバイル業界にもっと競争させて自然と適正な価格でインフラサービスが提供できるようにさせようとしているだけだからな。

docomoの料金が2割~4割値下げしたとしても当面はMVNOのほうが価格は安いはずなので、住み分けはキチンとできるだろうな。

SIMロック解除義務化が実施されれば中古スマホ全盛の時代に

総務省の発表した改正ガイドライン「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を見ると、第1章4項の「SIMロック解除の円滑な実施」に①事業者は、原則として自らが販売した全ての端末についてSIMロック解除に応じるものとする。という条項があります。

これにより2019年9月以降、キャリアは2015年8月以降に販売した機種に対してSIMロック解除の義務を負うこととなります。店頭でのロック解除は有償のままですが、ネットでの手続きは無料で行えるように整備することも求められていますので、実現すればかなり消費者が優遇される環境に変わります。

そしてdocomoもSIMカードのみの契約を開始するということで、今後ますますスマホ本体(特に中古スマホ)の需要は高まっていくことが予想されます。

先日の日曜日に秋葉原の中古スマホ店を何軒か回ってきましたが、現時点でもかなりの客でごった返しています。

この手のスマホ店はもともとアジア系の外国人は多かったのですが、それ以外にも若いカップルや高校生くらいの集団も結構来店していて客層としてはライト層に拡がりを見せているように感じます。他にもハードオフでスマホを買いに来ている親子の姿もよく見ますし、中古スマホユーザーのすそ野は確実に広がってますね。

こうして幅広い層が中古スマホをやりくりできるようになれば、結果として機種や通信料金を含めた「スマホ代」はかなり抑えることができるようになります。MVNO並みとはいえなくても、キャリア回線が今までよりも安く使えるようになるのは間違いありません。

アサギ

キャリアの壁を超えて自由にスマホが使えるようになるのってなんだかすごいね!

ムラカミ

個別の機種ページでも示している通りきちんと対応している周波数帯の機種を選択しないといけないけどな。

でも中古スマホを使うことで新品よりも安価に本体を購入できるようになれば、端末購入割引廃止のデメリットは抑えることができるぞ。

結局docomoの新料金には期待できるのか?

プランの詳細は未発表ですが、個人的な予想ではそんなに期待しないほうがいいと思います。

今回のプラン変更は2年縛りをやめてSIMの料金と端末代金を分離させただけですので、これまで通り端末とセットで契約したいユーザーが支払うことになる総額はほとんど変わらないでしょう。

一方でスマホ本体に中古端末・海外SIMフリー品を利用する場合は単純に通信料金が安くなるので、自分でスマホを探してくることができる方にとっては値下げは単純にありがたいことです。

これまで通りdocomoショップで最新スマホ本体とSIMを同時に契約していくスタイルの方はあまり恩恵がないのかもしれません、

一方で性能は気にしないから中古スマホや安価な海外メーカースマホを選んで「スマホにできるだけお金をかけたくない」というニーズ(潜在的なものも含む)を持っているユーザーにとっては好都合になりますね。

アサギ

今回の値下げでSIMとスマホ本体を別々に考えることができるようになったら、最新機種じゃなくても構わない人は型落ちのスマホで安く済ませることもできそうだね!

ムラカミ

MVNOがある程度普及したおかげでSIMと本体を別々に買う人が増えて中古スマホに注目が集まったし、今後SIMロック解除が誰でもできるようになればますますその流れは加速するだろうね。

2019年はスマホ自由化元年になりそうだ。

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