ハッキリさせよう！MVNOとキャリアはどっちがお得？

確かにキャリアの場合、条件次第でいろいろな割引があるから俺もハッキリとしたことは言えなかったんだよね。

だからこそ、この機会に比較してみようと思ったわけさ。

最も標準的と思われる5GBのプランでは、どのキャリアも「7,000円/月」という結果。

一見すると高いように感じるけど、注意したいのはこれらが

【購入したスマホの端末購入のサポート割引などは含まれていない金額】

であるということだ。

すごくざっくり言うと「大手キャリアは毎月の料金プランは高いけど機種の購入代金の一部を補助してくれる」という仕組みになっているんだ。

この仕組み（で損をしない）運用をするためにスマホにSIMロックを施して他のキャリアのSIMを使えないようにしているのさ。

まぁ、そういうことだね。

試しにiPhone8の256GBを新規で購入した場合の料金差を見てみよう。

というわけで毎月に換算すると2,000円以上の金額差がある形となる。

確かに割引額が大きいからギョっとするかもしれないけど、そう考えるのは早計だよ。

最初に示した通り、キャリアは毎月の支払額が大きいのが特徴。

つまり端末価格と毎月の通信費を2年間で計算して、その総額で比較しないとMVNOや格安SIMとキャリアのどちらが安いかは見えてこないんだ。

そうだね。

UQmobileの場合、プランはキャリアに近いものがあるから一概には言えないけど、総じてキャリアの料金と比べると3,000円～4,000円程度安いということがおわかりいただけたかと思う。

その通り。

スマホ代を比較するためには端末も含めた総額で比較する必要があるから、ここに端末代金を含めた金額がMVNOや格安SIMのリアルな金額ということになる。

端末割引の金額を差し引いてもなお、キャリアの基本プランの料金設定がいかに高いかが明白になった形だね。

もちろんキャリアのほうはスマホの調達や設定、サポートなんかもすべて含めた金額だから、これが一概に高いかどうかは使う人次第になるとは思うけどね。

さらに言うとMVNOや格安SIMの場合はSIMカードだけの契約も可能だからね。

つまりスマホ端末は対応製品であれば中古でも構わないわけだ。

中古ならいろいろなモデルを選べるし、価格も安いというメリットもある。

柔軟にプランが組めて、複雑な割引条件もほとんどナシ。

全部自分で調達して、自分で設定するということが苦じゃなければMVNOはかなりオススメできる選択だね。

いままではこの金額が普通だっただけに、いかにボられてたかを思い知らされるよな。

確かに端末購入サポートで端末の価格自体が安く買えるのは事実。

しかしキャリア側で指定されているプランに申し込むことが求められていて、そのプランの毎月の金額が高すぎるから、2年間の総額で考えるとMVNOのほうが圧倒的に安いという結果になるんだよね。

高価なスマホを無理して購入して欲しいわけで決してありませんが・・・。

でも最初にまとめて支払ってでもMVNOで運用したほうが結果的に出費の総額は減るという事実は理解してほしいですね。

例えばdocomoのシンプルプラン+シェアパックプランだったり、auのピタット学割だったりソフトバンクのスマホデビュー割だったり・・・

各社「1,980円～」という1,000円台のプランを打ち出していますねぇ。

これだから情弱は困るんだよ。

安いプランにはちゃんと理由があるの！

ズバリ、申し込める年齢が限られていたり、別に契約者が必要だったり、データ容量が極端に少なかったり、ネット回線とセットで契約しなくちゃいけなかったりするわけさ。

当たり前だよ！ソフトバンクのスマホデビュー割だって、光回線とセットで契約しているのが前提の料金だよ？

光回線を契約せずにデータ容量を5GBのプランにすれば、あっという間に月額4,580円のプランになるんだぜ？